祖母の遺品の片付けについて

これは、茨城に住んでいた祖母の遺品整理をしたときの話です。
祖母は、祖父が無くなってから90歳近くまで一人暮らしでした。
足腰が丈夫だった祖母はあちこちを元気に歩き回り、ほとんどの事は誰にも頼らずに一人でこなすたくましい人でした。

 

私は、そんな祖母が大好きでよく遊びに行っていたのですが、大きくなってからは忙しくあまり顔を見せることが少なくなっていました。
そんな祖母は、風邪をこじらせ入院してそのまま亡くなったのです。

 

私はとてもショックを受けながらも祖母の遺品の整理をしました。
そして、久しぶりに行った祖母の家で大変驚きました。
物がとても少なかったのです。

 

昔祖母の家に行った時は、家族みんなが来ても十分すぎるほどの食器やふとんなど物が沢山ありました。
しかし、祖母の家には祖母が使う最低限のものしかなかったのです。
それで疑問に思い母に聞いてみると祖母は遺品整理の時にみんなに手間をかけないために少しづつものを減らして最低限の物で生活していたんだよと教えてもらいました。

 

とても優しい祖母でしたが、亡くなったあとも私達のことを気遣ってくれる優しさにぐっと胸を締め付けられ、祖母のような優しさを見習って生きていこうと思いました。