大変だった粗大ごみの廃棄と父の遺品

私の父は、体調を崩してから3か月も経たないうちに急死してしまいました。
私も父に親孝行ができないまま他界しましたし、父も体調を崩してから入院生活だったため好きなことも出来ないままとなり、家族全員が悔いの残る父の死でした。

父が亡くなってから大変だったのは、遺品の片付けと粗大ごみの廃棄です。
父は一人で喫茶店を経営していました。
ですので家の遺品の片付け以上に喫茶店の片付けの方が目が回るくらい大変でした。
何が一番大変だったかというと、父は昔から色々と溜め込む癖がありました。
電化製品を買った空箱、お気に入りの大量の漫画、ビデオテープ、DVD、雑誌、記念コイン、写真、カメラ、景品など家にはあまり持ち帰っていなかった物がお店の至る所に置いてあり、量も半端なくあまりの量の多さに唖然しました。
全て段ボール箱にきっちり隙間なく入れているため、段ボールの中身を1つずつ確認しながらの作業が疲れ切っている私たちには何十倍もの労力がかかり、喫茶店の片付けだけで1週間位かかりました。
お店の立ち退きの期日も迫っていたため休んでいる暇もなく、とにかくやるしかない状況で母は片付け中は父への怒りで一杯な様子でした。
荷物を確認した後は、量が多いため、探しに探してOKをしてくれた産業廃棄物の業者の方に全てをお願いすることにしましたがかなりの金額でした。

私も父に似て溜め込んでしまう性格なので、今のうちに不用品を処分したり、断捨離して、不要なものは買わないようにしようと改めて実感した体験でした。
まだまだ先の話ですが、遺品の片付けで息子たちに迷惑をかけないように肝に銘じておかなければ。

ちなみに家の遺品は、母が寂しくなるからもうしばらくはおいておいてほしいという希望があったため、服や靴だけを処分し、母の気持ちの整理がつくまではとそっとしておいてあげています。
遺品の片付けには受け入れることが出来なかった父の死に対する心の整理が必要です。
母は父が撮影した景色の写真を眺めては色々と父とも思い出を振り返りながら少しずつ心の整理をつけているようです。
遺品の場合、ゆっくり残す残さないを判断してから処分したかったので、慌てて勢いに任せて処分してしまわなくてよかったと思っています。
私たちの場合、父の遺品の片付けの前に、父の経営していたお店の粗大ごみを処分したことによって少しだけ気持ちの整理がついたことにより、遺品整理に対して冷静に対応出来てよかったと思っています。